加齢に負けない!毛細血管を元気にする簡単レシピ
私たちの体内にある毛細血管は、全血管の約99%を占めています。しかしながら、近年の研究で毛細血管は年齢とともに減少していくことがわかりました。
資料によると、60代になると20代の頃に比べて体内の約40%の毛細血管が減少するという報告もあります。
毛細血管が衰えると、大切な本来の機能を果たせなくなってしまいます。その衰えてしまった毛細血管は「ゴースト血管」と呼ばれています。
「私もゴースト血管かもしれない・・」と思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、あきらめる必要はありません。
日頃からちょっとだけ頑張れば毛細血管は元気に再生してきます。今日は簡単にできる毛細血管を元気にするレシピをご紹介します。
毛細血管を元気にする
以前にも紹介したことがありますが、毛細血管を元気にするTie2(タイツー) 植物がいくつかあります。代表的な物は、シナモン、ヒハツ、ルイボスなどです。
シナモンは、漢方では桂皮とも呼ばれており、漢方薬の材料に使われています。
一般の方を対象とした臨床試験で、毎日シナモンパウダーをとり適度な運動をするようにしたところ、1週間で血管の状態が有意に改善した、という結果が出たそうです。普段の料理や飲み物などにシナモンパウダーを入れてみませんか。
ヒハツは、沖縄でよく使われているコショウの一種で、ロングペッパーという別名もあります。沖縄以外ではあまり馴染みがないかもしれませんが、現在では全国でヒハツ茶やヒハツサプリも出ています。
ルイボスはよく知っている方が多いのではないでしょうか。ルイボスティーは、スーパーなどでも簡単に入手でき手軽に飲めるお茶です。
注意する点としてはは、いずれも一度に過量を摂りすぎないようにすることです。毎日の食事のバランスに気を付けながら、Tie2植物を取り入れること、適量を長く続けることが大事です。
また、日常で簡単に作れる食べ物として、お勧めするのは「酢ショウガ」です。
ショウガは、昔から体を温める食べ物として知られています。ショウガの辛味成分であるジンゲロールとショウガオールは体を温める効果があります。
また、血管を広げて血流をよくする働きもあります。酢には血管を広げたり血栓ができにくくなったりする働きがあります。
さらに、ショウガに含まれているジンゲロールは血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし、血液をサラサラにして流れやすくする働きもあります。
健康的な食事に気を付けるほかにも、適度な運動や十分な睡眠など、いい生活習慣を心がけるとより効果的です。今日から一緒に毛細血管ケアを始めましょう。