毛細血管の再生を助けてるTie2(タイツー)を元気にする4つの植物

食事から血流を改善するアプローチの一つに、Tie2(タイツー)という酵素を活性化する食材を多く摂るというものがあります。

Tie2(タイツー)とは、毛細血管の壁細胞を強化して、血液の通り道である毛細血管を再生してあげることで、血流を改善する新しいアプローチです。

ここでは、Tie2(タイツー)を元気にする4つの植物をご紹介します。

Tie2(タイツー)を元気にする4つの植物

①ヒハツ

ヒハツはナガコショウともビバーチとも呼ばれる香辛料の仲間です。

紀元前5世紀ごろのギリシアでは、ヒポクラテスによって薬として用いられ、インドの伝統的医学「アーユルヴェーダ」では、からだの冷えを改善する薬として利用されてきました

ヒハツは、Tie2(タイツー)を活性化させることによって血管を拡張し、血流の量を増やす効果があると考えられています。また、血流の低下が原因で起こる、むくみや冷え性の改善、薄毛、肩こり、腰痛、貧血、ED(勃起不全)などの期待ができます。

②シナモン

日本ではお菓子などで使われることの多いシナモン。シナモンの歴史は古く、紀元前4000年ごろのエジプトでも使われていたそうで世界最古のスパイスと呼ばれています

日本には奈良時代に中国から伝来して、解熱などの薬として使われていたと言われており、今でも漢方薬の生薬としても使われてます。

シナモンには毛細血管の老化を防ぎ、修復する効果があります。また、抗菌作用、代謝アップなど、シナモンは女性にうれしい効果のある最強の美容植物とも言えます。

血糖値や中性脂肪、コレステロール値の低下などダイエットや生活習慣病の予防にも役立ちます。

③ルイボス

もともとは南アフリカの先住民族コイサン族によって「奇跡のお茶」「不老長寿のお茶」などと呼ばれて飲まれていたルイボス

18世紀からヨーロッパに伝わり、その美容や健康への効果に注目が集まり、今や日本のコンビニでも気軽に買えるようになりました。

ルイボスの葉と茎には、からだのサビや老化の原因となる活性酸素を除去する抗酸化作用が豊富なので、アンチエイジング効果が期待できます。また、腸の善玉菌を増やして腸内環境を整えるので、便秘解消やダイエットにもお薦めです。

④月桃葉

沖縄ではサンニンとも呼ばれ比較的有名な植物。料理に使われたり、古くから胃腸を改善する薬草として用いられてきました

葉にはコラーゲン産生を助け、加齢によるシミやシワ、たるみを抑制するアンチエイジング効果や、日焼けによる肌の炎症を防ぐ美白効果があり、化粧水やクリームなどの原料としても利用されます。

またTie2(タイツー)活性作用により、肌の老廃物や水分がスムースに排出され、顔のむくみを改善して小顔に見せる効果もあります。


Tie2(タイツー)を活性させる植物には香辛料などが多く、日常の食事ではなかなか摂りにくいものも多いと思います。

普段使っているコショウをヒバーチに変えてみたり、サプリメントで補うなどすると効果的に摂取することができますよ。

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