肝臓を元気にするクリルオイル

アルコールの吸収抑制・肝臓機能の改善

クリルオイルは、お酒の飲み過ぎなどで弱った肝臓を元気にする働きがあります。

ラットの試験でもアルコールの吸収を抑え、肝機能を保護することが確認されています。

クリルオイルの肝機能保護効果

ラットを、アルコールと一緒にオリーブオイルを飲ませたグループ、アルコールと一緒にクリルオイルを飲ませたグループに分けて、24時間後の血中アルコール濃度を測定しました。

その結果、クリルオイルを与えると、血中のアルコール濃度が上がりにくく、さらに早く下がることが判明しました。

肝臓の状態を示す指標である、血液中のALT、ASTの検査値も、クリルオイル投与により、低下することが確認されました。

血中アルコール濃度の変化

出典:FOODSTYLE21 Vol.15 No.12/2011

肝臓に対するクリルオイルの効果は、オメガ3とリン脂質の相乗効果だと考えられます。オメガ3は肝細胞の再生に関係することが、これまでの研究で明らかになっています。

また、リン脂質(レシチン)は、肝臓の脂質代謝を促したり、肝炎ウィルスによる肝障害を抑える働きがあるとされています。

こうした作用が相乗的に働いて、肝臓の保護・活性化に役立ったと考えられます。

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