クリルオイルは関節痛にも有効

変形性膝関節症・関節リウマチ

クリルオイルは、変形性膝関節症や、関節リウマチなどに効果的なことが、臨床試験などからも明らかになっています。

クリルオイルに含まれるDHA・EPAは、関節の炎症を促す生理活性物質などの生産を抑え、炎症を鎮めるからです。

臨床試験 クリルオイルによる炎症軽減効果

関節リウマチまたは変形性膝関節症の患者を二つのグループに分け、一方にはクリルオイルを1日300mg摂取してもらい、もう一方には偽薬を摂取してもらいました。

クリルオイル摂取によるCPR値の変化

出典:クリルオイルパワーで関節痛の「痛み」が改善 クリルオイル研究会著

炎症の指標となる数値(CRP値)を検査したところ、クリルオイル摂取群は、1週間目から数値が低下していることが確認されました。

これは、「クリルオイルを摂取してから1~2週間で、炎症が抑えられ、関節炎の症状が緩和してきた」ことを意味します。

また、関節痛の諸症状をアンケート形式で回答してもらったところ、クリルオイル摂取群は1ヶ月で諸症状の改善が示されました。

様々な健康リスク対策にクリルオイル

クリルオイルは、これまでの研究から、さまざまな機能性が報告され、高齢化社会におけるさまざまな健康リスク低減につながると期待されています。

DHA・EPAのサラサラ成分としての有用性をはじめ、「考える力」や「ふしぶしの悩み」にもいいことが研究結果として続々と報告されています。

今後、クリルオイル由来の成分を使った機能性表示食品の開発なども期待されていますね。

そして、クリルオイルの評価が更に高まっていくことは間違いないですし、私達の生活に必要不可欠なオメガ3を上手に摂って欲しいと思います。

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