
地中海式食事法で注目されたオリーブ(オリーブオイル)に秘められた健康的効果について
最近、スーパーなどでもよくみかけるようになったオリーブやオリーブオイル。パスタなどには必須のアイテムですが、その他の使い道があまりみあたらないという方に必見!
オリーブは地中海地方を原産地とするモクセイ科の植物です。古くから知られているハーブで「太陽の樹」や「生命の樹」などといわれ親しまれてきました。
健康効果が高く、食用や美容など様々な面で注目されています。そんなオリーブの健康効果を紹介します。
「地中海式食事法」で一躍注目されたオリーブオイル
「地中海式食事法」は最近話題の健康法で、地中海沿岸の食事を取り入れたものです。1960年代にアメリカの研究者による「7カ国研究」において、ギリシャ・クレタ島の平均寿命が非常に長く、心臓病による死亡率が世界一低いと報告されました。
ここでポイントになったのが、「オリーブオイルを食している」ということです。
アメリカのFDAはオリーブオイルには虚血性心疾患を予防する一定の効果があると認定し、機能性をうたえる食品となっています。では具体的にどんな効果があるのかを見てみます。
オリーブオイルならではの多彩な健康成分に注目!
①高血圧予防
オリーブに含まれる特徴的なポリフェノールのオレウロペインには、高い抗酸化作用があり、血液中のコレステロールの酸化を防ぎ、血圧を低下させる効果があるといわれています。
②コレステロール値低下
オリーブの油に含まれるオレイン酸には、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを減少させない効果があるといわれています。
血中に悪玉コレステロールが増加し、酸化すると、コレステロールが血管内壁に付着することで血管を防ぎ、動脈硬化を引き起こすとされていますが、オレイン酸を摂ることで、動脈硬化にともなう心筋梗塞・脳梗塞・高血圧など、生活習慣病の予防に役立つといわれています。
③抗菌・抗ウイルス
オレウロペインは、増殖阻害効果や増殖抑制効果があるため、抗菌・抗ウイルス作用があり、体を病原菌から守ったり、体内の免疫組織を活発にすると言われています。
④美肌
オリーブの油は肌の保湿や、炎症を抑える効果があるといわれています。また、オレイン酸は皮膚を柔らかくする効果があり、気になる角質の汚れ、小じわなどを抑制・改善することができるとされています。
さらに、βカロテンは強い抗酸化作用で若返りに効果があるといわれており、髪や肌を健康に保ってくれ、美肌効果も期待できます。
⑤貧血予防
オリーブには、鉄分も含まれています。鉄分は、体内に吸収されにくいのですが、ビタミンCと一緒に摂ることで吸収されやすくなりますのでおすすめです。
⑥歯と骨の形成
カルシウムとマグネシウムも含まれています。カルシウムは、丈夫な歯と骨の形成に必要不可欠です。ビタミンDと一緒に摂ることで体内に吸収されやすくなります。
マグネシウムは、代謝に必要な補酵素となって働くミネラルの一種です。カルシウムと同じく骨の形成に関係しているのでバランス良く摂取するのが効果的です。
普段の食生活のなかでオリーブオイルを取り入れましょう。
このようにオリーブやオリーブオイルにはたくさんの健康効果があります。しかし、特に健康効果の高いとされるポリフェノール類は体内で蓄積されないので、効果を感じるには毎日摂取することが大切です。
井上誠耕園さんでは、オリーブオイルを使ったさまざまなレシピを紹介してますので、参考してみましょう。
梅風味の大根サラダ ⇒ レシピ
オリーブオイルで納豆キムチ丼 ⇒ レシピ
カンタン!塩もみキャベツ ⇒ レシピ
オリーブオイルは、油ですので健康効果があってもちょっと抵抗がある人もいるかもしれませんが、油は5大栄養素のひとつです。
細胞膜やホルモンの材料になったり、身体を動かすエネルギー源としてもとても重要な働きをしますので、普段の食生活のなかでオリーブオイルを取り入れましょう。