「生理前になると辛い・・」そんなPMSでお悩みの方へのセルフケア情報
PMSはPreMenstrual Syndromeの略称で、月経前症候群とも呼ばれます。
月経の3~10日前から増える頭痛、肩こり、腹痛、腰痛、肌荒れといった身体症状に加え、イライラ、落ち込み、情緒不安定、カーッとしやすいといった精神症状が現れるなどがPMSの諸症状で、生理が始まると自然に症状が緩和されるのがPMSの特徴です。
PMSの原因を一言にまとめれば「ホルモンバランスの乱れ」です。
ホルモンバランスはストレス、疲労、病気、老化、不眠、食べ過ぎ飲みすぎ、痩せすぎ、太り過ぎなど様々の原因によって乱れてしまいます。
女性ならば毎月やってくる様々な症状に悩みを抱いている方がたくさんいると思いますので、ここでは生理痛やPMSで悩んでいる方々におすすめのセルフケアについてご紹介します。
生理通・PMSを緩和するセルフケア
適度な運動は不可欠です。
適度な運動は、生理痛の緩和だけではなく体質改善にもとてもいいです。骨盤の周りの筋肉を鍛えて代謝を上げるのは体質改善にも効果があるので、下半身のストレッチやピラティスなどもお勧めです。
日常の食事にもひと工夫しましょう。
日常の食事にひと工夫しましょう。例えば、白米よりは玄米などビタミン、ミネラルが豊富な精製されていない穀物を食べるようにしたり、野菜はできるだけ火を通してから食べましょう。
また、甘いものをたくさんとる人も注意が必要です。
生理前になると女性は甘いもが欲しくなりがちですが、白砂糖のような精製された糖分を摂りすぎると栄養バランスが偏り、体力を消耗させ体を冷やしてしまい、生理痛が重くなったり精神的にも不安定になりがちです。
塩分を控えることも大事です。また、カフェイン·アルコールを避ける、少量の食事を何回かに分けて食べる、ビタミンなどを摂るのもお勧めです。
冷えの改善を目指しましょう。
「冷えは万病の元」とも言われてます。漢方医学では冷えを病気の一つと捉え、生理痛も起こしやすくなります。カイロを当てるなどして温めることも、生理痛の緩和に効果があります。
冷え体質を改善するには、毛細血管を元気にするTie2植物であるヒハツを食事に取り入れることもとても効果的です。また、入浴するときに薬用の入浴剤を使ったり、マッサージオイルやジェルなどで手足をマッサージすることもお勧めです。
体質の改善は長い期間が必要ですが、一歩一歩一緒に頑張りましょう。