
鼻水はかみ過ぎると悪化する!?正しい鼻のかみ方について。
スギ花粉のピークが過ぎ、ようやくひと息…と思ったのも束の間。
ヒノキやイネ科の花粉、さらにはハウスダストやダニなど、私たちのまわりにはアレルギーの原因がまだまだ潜んでいます。
そのため、スギ花粉が終わっても「鼻水が止まらない…」と感じる人は少なくありません。
そんなとき、つい何度も鼻をかんでしまうということはありませんか?。
実は、鼻のかみすぎが症状を悪化させてしまうことがあるんです。
今回は、鼻をかみすぎることで起こりうるリスクと「正しい鼻のかみ方」についてご紹介します。
鼻をかみすぎるとどうなる?
鼻粘膜が傷つく
鼻の中の粘膜が傷ついて炎症が悪化したり、出血を伴うこともあります。
また、炎症を起こし鼻の粘膜が腫れることで、鼻づまりを起こします。
鼻水がさらに増える
粘膜が炎症を起こすと、身体は炎症を鎮めようとしさらに鼻水を分泌します。
中耳炎や副鼻腔炎のリスク
鼻の奥から耳や副鼻腔へウイルスや細菌が入り、中耳炎や副鼻腔炎を引き起こす原因になることもあります。
頭痛を引き起こすく
鼻をかむことによって生じる圧力が脳圧にまで影響を及ぼし、頭痛を引き起こします。
鼻水の症状だけでも不快ですが、かみすぎたことでさらに体調を崩してしまうことは避けたいですよね。
では、どうすればいいのか?正しい鼻のかみ方をチェックしてみてください。

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正しい鼻のかみ方
鼻水が出るときは、「正しく、やさしく」かむのがポイントです。
1.片方ずつゆっくりかむ
両鼻から一気にかまないで、片方の鼻を指で軽く押さえ、もう片方からやさしくゆっくりとかみます。
2.鼻をかむ時には、口から息を吸う
鼻を押し出すために、空気をたっぷり取り入れます。
3.ゆっくり小刻みにかむ
1度に一気にかまないで、何回かに分けてゆっくりかみます。
4.強くかみすぎない
力を入れずやさしくかむようにします。
鼻をしっかりかむことは大事ですが、かみすぎは逆効果になってしまいます。
正しい方法で、鼻への負担を減らしつつ、快適に過ごしましょう。