美容大国の韓国で「皮膚再生」と話題になりブームが起こっているCICAって何!?その注目される効果について

CICA(ツボクサ)とは、日本や中国、東南アジア、アフリカ、オーストラリアなど広い地域で自生しているセリ科の植物で、インドのアーユルヴェーダや中国の漢方などで古くから使われるハーブです

近年では、美容大国である韓国で「皮膚再生」と話題になりなり、高級化粧品をはじめ、化粧水や保湿クリームなどのスキンケア商品にも広く使用されるようになりました。

最近では、日本でも近所のドラッグストアーや100円均一最大手のダイソー、ドン・キホーテなどで緑一緒に飾られたCICA専用のコーナーが設けられるほどとても身近な成分になっています。

CICAは21世紀の驚異的薬草!?

CICAという言葉は、「傷」や「傷跡」などを意味する「シカトリクス」から来ているという説があり、野生のトラが傷ついたときにツボクサにカラダをこすり付けたという言い伝えも残っています

ツボクサには、抗炎症作用鎮静作用があると言われており、肌に塗ることでニキビ跡傷跡火傷跡などを修復する効果が期待されています。

また、肌がダメージを負うと肌荒れやシミ、シワなどの原因となってしまいますが、抗炎症作用や鎮静作用によって炎症を抑え、肌の状態を保つことで適切なエイジングケアが可能になります。

世界保健機構(WHO)では「21世紀の驚異的薬草」として保護すべき薬用植物のなかでも最も重要なものと認めています。

CICAに期待される効果について

・抗炎症作用
・抗酸化作用
・肌修復作用
・鎮静効果
・保湿効果
・ニキビ予防
・小じわの改善
・シミなどの色素沈着予防
・美白効果
etc

CICAを使用する際の注意点

CICAは保湿クリームや化粧水、ファンデーションなど直接肌に使用する化粧品に配合されていますが、皮膚刺激性やアレルギー性の心配が少ないのが特徴です

また、CIR(Cosmetic Ingredient Review; 化粧品成分審査委員会)でも、化粧品成分として通常の処方では安全であるとされてるようです

ただし、ごく稀に刺激を感じたりアレルギー反応を起こす方もゼロではありませんので、敏感肌な方やアレルギーをお持ちの方は、はじめて使用する際にはパッチテストのように少量から試したほうが良いでしょう。

また化粧品にはCICA以外の成分が入っていますので、海外などの商品で成分が不明なものもあるかもしれませんので、粗悪品には気を付けるようにしましょう。

今インナーケアとしても注目されているCICA

ツボクサは東南アジアでは野菜の代用として食べられており、べトナムでは日本でいう青汁のような「ラウマー」よばれる薬草の健康ジュースとして親しまれています。

また、インドではつぼくさを乾燥させた粉末をミルクと一緒に飲む習慣があります。

CICA(ツボクサ抽出エキス)には、コラーゲンの中でも皮膚に最も多く多く存在するI型コラーゲンの産生を促したり、シミの元となるメラニン生成を抑制する効果も期待されています。

そのため、最近では化粧品などのアウターケアだけではなく、ツボクサの粉末やツボクサ抽出エキス配合のサプリメントも増えており美容と健康のためのインナーケアとしても注目されています

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