脳と身体をサポート!今注目したいコリンの健康効果について
日々の食事でコリンを意識して摂っていますか?
ビタミンやミネラルに比べると注目度が低い栄養素ですが、コリンにはさまざまな健康効果があります。
今回は、コリンの働きと健康効果についてご紹介します。
コリンとは?
コリンは、ビタミンに似たような働きやビタミンを助ける働きがある水溶性の栄養素です。体内に入ると細胞膜や神経組織を構成するレシチンの材料になります。
脳、肝臓、神経系などの機能に関与しており、私たちの健康維持に欠かせない重要な役割を担っています。
コリンには具体的にどのような健康効果があるのでしょうか?
コリンの効果
1.脂質代謝の促進
脂質代謝を促して体脂肪の分解を助け、コレステロール値を低下させます。
それにより、高コレステロール血症や動脈硬化症、脂肪肝などの予防につながります。
2.脳機能の維持
脳の働きを活性化し、記憶力を高めたり、認知症を予防します。
3.肝機能の向上
肝臓細胞を活性化し、肝機能を保護します。
4.運動パフォーマンス向上
正常な筋肉機能を維持することで、運動パフォーマンスを向上します。
これら、さまざまな健康効果があるコリンですが、
不足すると「だるさ」「めまい」「免疫低下」などの身体の不調が現れます。
そうならないためにも、
日々の食事で意識してコリンを摂ることが大切です。
では、どんな食べ物にコリンが含まれているのか見てみましょう。
コリンが多く含まれる食べ物
・牛
・豚
・鶏のレバー
・卵
・大豆
・クリルオイル
動物性食品に多く含まれています。
コリンは、必須栄養素と呼ばれ、体内で合成することが難しい栄養素なので、コリンが多く含まれる食材をうまく取り入れ、バランスよい食事を心がけることが大切です。
手軽に摂りたい方には、サプリメントなどもおすすめです。
コリンは、私たちの健康のために欠かせない栄養素であり、意識的に取り入れることで、より健康的で充実した生活を送ることができます。
自分に合った摂り方を見つけ、健やかな毎日を送りましょう。
2020.06.19
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