あなたはどうですか?無意識でやってしまいがちな「下肢静脈瘤になりやすい4つの行動パターン」をチェック!
下肢静脈瘤は、実際に見た目に変化が現れるまで、なかなか自覚しにくい病気です。しかしながらその原因には、運動機能の衰えや生活習慣の悪化が関係していることはわかっています。
すぐに命にかかわるような病気ではありませんが、ひどくなってしまうと手術が必要になってしまうケースもありますので、無意識に「下肢静脈瘤になりやすい4つの行動パターン」してしまっていないかチェックしてみましょう。
下肢静脈瘤の原因は加齢なの?
下肢静脈瘤には、加齢が大きく関係しています。でも同じ年齢でも、なる人と、ならない人はいます。これまでの生活習慣の積み重ねが影響しているともいえます。
① 長時間座りっぱなし、立ちっぱなしの人
お仕事などで同じ姿勢をずっと保っている人は要注意。座りっぱなしも立ちっぱなしも、同じように足がむくみやすく、血流の悪化につながることが多いです。
ちょっとでも歩いたり、その場で屈伸運動をする、お行儀が悪いですけどちょっと貧乏ゆすりをしてみるなど、少しでも下半身を動かして血流を促してみましょう。
むくみやすい人は、帰宅したらしっかりと入浴やリンパマッサージで血流をよくしてあげることを忘れずに。弾性(着圧)ストッキングの利用も効果的です。
② ヒールの高い靴を愛用している人
仕事上必要になってしまう場合もありますが、ハイヒールやきついパンプスを長時間履き続けることにも注意が必要です。外反母趾や腰痛の原因にもなります。
足首が固定されることで、ふくらはぎの筋肉やアキレス腱がこわばり、血流の悪化につながります。
③ 締め付けすぎる下着をつけている
サイズにあわないぴったりしたショーツやガードルはやめましょう。
慣れてしまうと、着けていること自体には苦痛を感じにくくなってしまうので続けてしまいがちですが、血管を圧迫し血流の悪化を招いている可能性があります。
④ 車移動やエレベーターなど楽(ラク)をしすぎるのにも要注意
ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれます。歩くこと、走ることでふくらはぎが下半身から血流を押し戻す力が働くのです。移動が車中心の方、ついついエレベーターを使ってしまう人は、運動不足が血流の悪化を招いているかもしれません。
いかがでしたでしょうか?改めると思いあたることが多い人もいるのではないでしょうか。毎日の積み重ねが、大きな病気につながることもあります。日頃から意識できる血流改善を心掛けてみてください。