新型コロナウィルス感染症の死亡リスクを低下させるオメガ3脂肪酸の可能性について

2020年は「前例のない」一年でした。新型コロナウィルス（COVID-19）の感染者は、今でも（2021年現在）世界中で恐ろしい数で増加しています。

こういう時期こそ、自分でできる健康管理をしっかり心がけましょう。

そんなコロナ禍においてオメガ3（DHA＆EPA）のサプリメントは世界中で注目されています。

新型コロナウィルスで怖いサイトカインストームとは？

専門家によると新型コロナウィルスの感染者が重症化し死亡に至る致命的な原因は、多臓器障害及びサイトカインストームだそうです。

ニュースでは呼吸困難になるといわれますが、これは重症化して急性呼吸窮迫症候群（ARDS）を引き起こし、強く攻撃的な炎症反応に対して抗炎症反応が追い付かなくなることにより、免疫反応が制御不能（サイトカインストーム）になります。

そして免疫の暴走状態が続くことで、全身性炎症と多臓器不全を引き起こし最悪の場合死亡に至ります。

新型コロナウィルスの死亡率を低下させるオメガ3脂肪酸

EPAやDHAなどのオメガ3（長鎖多価不飽和）脂肪酸は、身体の中で炎症反応を収束する物質に変換されるため、新型コロナウィルス（COVID-19）感染症患者の炎症の重症化と、それによる死亡リスクを低下させる可能性があります。

海外の専門家は、オメガ3の摂取は重度の新型コロナウィルス（COVID-19）感染症患者の死亡率を低下させる可能性があると発表しています。

（予備的なパイロット研究によると、オメガ3インデックスが高い患者は、COVID-19で死亡する可能性が75％低くなっています。）

さらに、中国の衛生健康委員会（厚生労働省と同じ）も2020年2月14日に、オメガ3サプリメントの補充を重症の新型コロナウィルス患者の栄養療法の中の一つと発表しました。

オメガ3脂肪酸による抗炎症作用は以前より知られていますが、今後もさらなる臨床試験によってより明らかになっていくでしょう。

クリルオイルのサプリメントでオメガ3脂肪酸の継続摂取を！

普段の食生活で意識的に青魚を食べるのも良いですが、なかなか大量に魚を毎日継続的に食べるのも難しいので、サプリメントで継続して摂ることがおすすめです。

また、魚油に比べてクリルオイルは非常に多くの天然リン脂質を含んでおり、乳化剤のような働きをするため効率的にオメガ3（DHA・EPA）を補うことができますので、ぜひクリルオイルを試してみましょう。

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