テレワーク疲れの人急増中!テレワークでストレスを感じる5つの原因と自宅で簡単にできるストレス解消方法
コロナ禍で生活様式が一変し働き方も変わりました。その中でもよく聞かれるのがテレワークです。
当初は感染症対策にあわせて満員電車などの通勤ストレスがなくなるといったことや、無駄な会議や飲み会などが減るなど、そのメリットにばかり着目されていました。
しかし最近では、テレワークの長期化により、以前はメリットを感じていたテレワークにストレスを感じているという声も多く聞かれるようになりました。
テレワークでストレスを感じる5つの原因
ストレスは自律神経系、内分泌系(ホルモン)、免疫系などを介してさまざまな症状として身体に現れます。
そしてストレスが長期に及ぶことで、仕事や日常生活に悪影響が出てくる可能性があり、また大きな病気の誘引や発病にもつながる恐れもあります。
そんなことにならないよう、ここではテレワークでストレスを感じる5つの原因と自宅で簡単にできるストレス解消法をご紹介します。
①孤独感を感じる
一人暮らしの方に多く見られますが、出社をせずに自宅でテレワークをすることで、人との関わりが減り、コミュニケーション不足から孤独感を感じることで、精神的に悪影響を及ぼします。
②オン・オフが切り替えられない
自宅という生活空間で仕事をすることは、仕事とプライベートの境界線が曖昧になりオン・オフの切り替えが難しくなります。そのため生活リズムに乱れが生じます。
③気分転換ができない
徒歩や自転車での通勤、お昼休みのランチや仕事帰りの飲み会などで気分転換やリフレッシュをしていた場合は、テレワークでその楽しみやストレス発散の場がなくなることで、精神的に不安定に陥りやすくなります。
④モチベーションが低下する
自宅で一人で仕事をすることで、職場で上司や同僚と一緒に働いていたころと異なり、張り合いやモチベーションが低下することで、無力感や自信喪失につながります。
⑤運動不足になる
出社しないことにより1日の運動量が大幅に低下し、その生活を続けているうちに自律神経やホルモンバランスが乱れ、心身の不調につながっていきます。
このほかにも、テレワークによるストレス原因はさまざまあります。少しでもストレスを溜め込まないことが心身の健康にもつながります。外出自粛によりストレス発散の場が失われている今、自宅で簡単にできるストレス解消方法をご紹介します。
自宅で簡単にできる3つのストレス解消法
①軽いストレッチをする
軽いストレッチは血流改善に効果的です。滞っていた血流が流れやすくなることで、身体にたまっていた疲労物質が流れて外に排出されやすくなります。
この疲労回復効果がストレス解消に役立ちます。厚生労働省が休憩時間で実践できる簡単ストレッチを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
②音楽を聴いてリラックスする
音楽には、交感神経の高ぶりを抑える働きがあるとされています。音楽を聴くことで心身がリラックスモードに入り、自律神経のバランスを整えてくれる効果があります。
よりリラックスするには、そのときに聴きたい音楽を聴くだけではなく、自分の感情や気持ちに合わせた音楽を聴くことがおすすめです。
③お茶を飲む
緑茶に含まれるうまみ成分のテアニンにはリラックス作用があり、ストレス緩和や睡眠の質を改善する効果なども期待できることで、最近注目されています。
睡眠中は、脳をリフレッシュしていると言われ、睡眠をしっかりとることで、脳のリフレッシュ機能を促進し、ストレスホルモンを抑制してくれます。お茶を飲んで睡眠の質を高めてみましょう。
ご紹介したストレス解消法は、どれも簡単ですぐに取り入れられるものです。
いつまで続くか分からないテレワーク生活を、快適に過ごすためにストレスから身を守ることが大きなポイントとなります。できることから始めて、心身ともに健康に過ごせるようにしましょう。