ダイエットをはじめてから下痢が止まらなくなってしまったときに疑われる3つの要因について
ダイエットをはじめると、これまでの食生活が変わるため一時的に下痢になることがあります。
しかし、その下痢が止まらなくなってしまった場合には、なにかしら身体が異常な反応をしているということなので、放っておくと健康的な問題を抱えることになることがありますので注意が必要です。
また突発的に起こる下痢は、すぐにトイレに行くことができない電車やバスに乗ることに不安になりますし、仕事中や会食中など頻繁にトイレに行くような生活が続くと精神的な負担にもなりストレスも積み重なってしまいます。
ですので、なかなか止まらない下痢の原因として考えられる3つの要因について確認して、早めに改善に取り組みましょう。
硬水の飲みすぎでマグネシウム過多になっていませんか?
ダイエットを成功させる上で大切なことは運動をして代謝を上げたり、カラダ中の血液を循環させ老廃物を排出させることです。
そこで欠かすことができなのが水分補給です。
特にダイエット中には1日2L以上の水分摂取が推奨されますし、実際に水を飲むことで一時的に身体が冷え、元の体温に戻そうとする機能が働くことで基礎代謝が上がると言われます。
しかし、冷たい水を一気に大量に飲んでしまえば、当然胃腸を刺激して下痢になってしまいますので、下痢が続く場合には冷たい水は避け、一度にたくさんの量を飲み過ぎないようにしましょう。
硬水に含まれるマグネシウムは便秘解消に役立つ反面・・
水の種類もチェックしましょう。飲料水は大きく分けると「軟水」と「硬水」に分けられます。
特にダイエット中は不足しがちなミネラルを補うことができ、便通をよくする働きがある「硬水」が適しているとされていますが、硬度が高すぎると身体が受け付けられなかったり、その効果が強すぎて下痢を起こしてしまうことがあります。
また、硬水に多く含まれるマグネシウムは本来、体温調整やホルモン分泌などカラダの機能を助けたり、300種類以上の酵素を活性化する大切なミネラルですが、便秘薬にも使われる成分のため摂取過多になれば下痢の原因となってしまいます。
ダイエット中に口にする機会が多くなるワカメや昆布などの海藻類やアーモンドなどのナッツ類、そして豆腐を固めるニガリなどもマグネシウムが豊富です。
人間にとって必要不可欠な栄養も、摂り過ぎてしまっては身体のバランスが崩れて不調に繋がりますので、マグネシウムを摂り過ぎてしまっていないかチェックしてみましょう。
タンパク質の摂り過ぎで腸内環境が悪化していませんか?
ダイエットの方法はさまざまですが、極端な糖質制限ダイエットをはじめると、これまで主食としていたご飯やパン、パスタなどの炭水化物をカットし、カロリーの多い脂肪を避けようとすると必然的にタンパク質メインの食生活になります。
この急激な食事の変化に身体が順応できず腸内細菌のバランスが崩れてしまうと、便秘や下痢になったり、慢性的なお腹の張りや腹痛を起こしてしまうことがあります。
便秘の場合には、腸に良いとされるヨーグルトや食物繊維が豊富な野菜や海藻を積極的に食べたり、納豆やキムチなどの発酵食品を食事に取り入れることで解消されることがあります。
腸に良いと思っている食品が下痢を悪化させることも・・
しかし、人によってはこれらの食品によって、小腸内細菌が爆発的に増殖してしまうSIBOになってしまい下痢を悪化させてしまうこともありますので注意が必要です。
もし、腸活のためにヨーグルトや納豆、食物繊維が豊富な野菜や海藻などを積極的に摂っているのにも関わらず、下痢が続くようであれば、それらの食品がかえって下痢を長引かせている原因になっている可能性がありますので、
「プロバイオティクス(善玉菌そのものが含まれている発酵発酵食品)」や「プレバイオティクス(腸内細菌のエサとなるオリゴ糖を多く含む野菜や果物などの食品)」の摂取を一旦ストップして様子を見てみましょう。
カロリーオフ食品に頼りっきりで人工甘味料をたくさん摂っていませんか?
ダイエット中でも適度に甘いものやおやつは食べたいものです。
しかし、通常の甘いチョコレートやコーラにはたくさんの砂糖が使われており、摂り過ぎてしまえば中性脂肪の増加を招き、肥満や糖尿病の原因となってしまいます。
そこで強い味方になるのがカロリーオフの食品やドリンクです。
砂糖の代わりとなる甘味料が使われているお菓子や飲み物であれば血糖値の急上昇を避けることができますし、カロリーも抑えられるので太りにくいのは間違いありません。
しかし、その食品の成分欄には「一度に大量に摂取するとおなかが緩くなることがあります。」といった表示をみることがあります。
糖アルコールは小腸で吸収されないがゆえにお腹が緩くなる原因に・・
よくカロリーオフ食品の甘味料として使われるのがマルチトースやソルビトール、エリスリトールなどの糖アルコールです。
この糖アルコールは小腸でほとんど吸収されないため大腸まで届きます。すると大腸内の浸透圧が高くなり水分が集まり、便と共に余分な水分が排出されることになります。
つまり、腸で吸収されないやめに血糖値を上げず、肥満の要因になりにくいわけですが、、
吸収・消化されないがゆえに大腸まで届いてしまうことで下痢を引き起こしてしまっているかもしれませんので、最近口にしているカロリーオフや糖質オフの食品やドリンクの表示をチェックしてみましょう。
本来、健康的かつ美しく痩せるはずのダイエットによって肉体的も精神的にも不健康になってしまうのは本末転倒です。
もしダイエットをはじめてから下痢が止まらなくなってしまっていたら、、
・硬水の飲みすぎでマグネシウム過多になっていないか?
・タンパク質の摂り過ぎで腸内環境が悪化していないか?
・カロリーオフ食品に頼りっきりで人工甘味料をたくさん摂っていませんか?
などを確認し、その原因が疑われる場合には、一旦その食品や飲み物をストップしたり、ダイエットの方法を変更してみることも考えましょう。
また、考えられる原因を排除しても下痢が続くようであれば、ウイルス性の大腸炎や潰瘍性大腸炎など、その他の病気も考えられますので、一度医療機関を受診することをお勧めします。