足の冷えは下肢静脈瘤の大敵!冷えやすい体質チェックと冷えにくいカラダ作りの基本
冬になると体が冷えやすくなりますが、足の冷えは下肢静脈瘤の大敵です。冷えやすい体質&習慣チェックしてみましょう。
平熱は35℃台
冷たい飲み物が好き
歩くのは1日30分未満
少し動くとすぐ疲れる
暑さ、寒さに弱い
冷房の効いた部屋で1日中過ごしている
上半身だけ厚着している
湯船に浸からず、シャワーのみ
イライラすることが多い
家や職場で緊張を強いられている
1つでもチェックがあれば、冷えている可能性があります。冷えやすい人はもともと体温が低い人が多いものです。
また、夏はのぼせやすくて冷たいものばかり飲んでいたり、冷房の効いた環境で1日中過ごしていたりすると、自律神経にも不調をきたしますので、冷えにくい身体作りを心がけましょう。
身体の冷えを防ぐ6つのコツ
1.朝、白湯を1杯飲む
朝一番に温かな白湯を飲むことで、熱を作りやすい体にすることができます。スープやお味噌汁、ショウガ紅茶でもいいでしょう。内臓から温まれば代謝もアップ。
2.ストールで冷気をさえぎる
職場のエアコンがきついけれど、コートを着るわけにもいかない。そんな時は、ストールを活用しましょう。
3.温かい食べ物、飲み物をとる
夏でも冷たい飲み物をがぶ飲みするのはNG。寒い季節でなくても、鍋物やスープなど温かい食事をとるのがおすすめです。
4.38~40℃のお湯に浸かる
副交感神経を優位にして、リラックスできるのが38~40℃のお湯。胸下くらいまでのお湯に20分ほど浸かれば、手足の毛細血管まで温かい血が巡ります。入浴剤を使うと、入浴後も冷えにくくポカポカが続きます。
5.素足をやめて5本指ソックスを穿く
5本指ソックスは、足の指を開いた状態を保ち、指のつけ根に刺激を加えることで血のめぐりをよくします。
6.湯たんぽを使う
夜寝るときだけではなく、昼間も湯たんぼを活用してみましょう。ペットボトルにお湯を入れて代用してもいいでしょう。
身体を温める入浴習慣を!
健康の毎日を送るために入浴習慣を身に着けましょう。湯船に浸かる入浴には3つの健康効果があります。
1.温熱効果
お風呂に入って体が温まると、毛細血管が広がり、血流が良くなります。体が温まることで、コリがほぐれて疲れが取れるだけでなく、内臓の働きも良くなります。
2.浮力作用
自宅の狭い湯船に浸かっているに、浮力によって体重が軽くなると、筋肉や関節が緊張から解放され、体の負担が軽くなり、気持ちもリラックスできます。
3.水圧作用
お風呂に入ると、水圧による圧迫で、足に溜まった血液が心臓に押し戻され、心臓の働きが活発になり、血液の循環が促されます。特に下肢静脈瘤のある方はぜひ試してみてください。
・湯舟に浸かって身体を温める
・シャワーの水圧でマッサージをする
・入浴中にマッサージをする
・体を洗いすぎない
・入浴剤を入れて血行を促進
・適度に水分補給をする
・入浴後は5分以内の保湿ケアを忘れずに