年齢を重ねるごとにどうしても気になってくる顔のシワ・たるみの意外な原因と5つのケア方法
若い頃には特にお手入れをしなくても気にならなかったのに、最近鏡の前で「私老けたな・・」と、ため息が増えていませんか?
お肌の老化現象の中でも最も気になるのはシワとたるみです。
シワやたるみがあると一気に老けた印象になりますが、逆にシワとたるみの原因を知って適切なケアしていくことで、若々しい表情を取り戻すことができます。
そのため、ここではシワやたるみの原因と日常生活のなかで取り入れることができる5つのケア方法を解説します。
シワにも種類がある
ひとことでシワと言ってもいくつか種類があり大きく分けると、乾燥が原因で一時的に目元や口元にできる「表皮性のシワ」と、コラーゲンやエラスチンがダメージを受けて減少し、真皮の弾力が失われることで発生する「真皮性のシワ」があります。
前者の「表皮性のシワ」の場合、主に乾燥が原因なので、適度な保湿を保ち皮脂のバランスを整えることが大切です。洗顔時にはゴシゴシと擦ってしまわないように注意しましょう。
そして、老け顔の印象を残してしまうのが後者の「真皮性のシワ」です。
真皮の弾力低下には加齢と紫外線による光老化があり、この真皮性のシワには毛細血管が深く関わっているということが近年話題になっています。
真皮の老化が進むとほうれい線になってしまったり、もっと皮膚の深い部分での筋肉の萎縮によって、お肌全体が下がりたるみの原因になっしまいます。
お顔にこのサインが出たら要注意
お顔の毛細血管がゴースト化し、また様々な要因で血流が悪くなると、さまざまトラブルが出てきます。では、何に注目してみたらよいでしょうか?
①目の下のクマ
目の周りには多くの毛細血管が走っています。しかしこの部分の皮膚は非常に薄く、この毛細血管の血流が不良になると、毛細血管が青みを帯びクマとなって表れます。
②たるみ
たるみは、お顔の毛細血管だけが原因ではありません。首や肩の血流が悪くなり、こっていると筋肉が収縮し、後頭部の筋や顔全体が下に引っ張られてたるみが出現します。
くっきりとしたシワやたるみが定着して「老け顔」になってしまう前に、早めのケアをはじめましょう。
シワやたるみを防ぐために
シワやたるみの予防にはお肌の表面部分だけではなく、その内側の毛細血管が大事だということが判ってきました。
カラダ全身に張り巡らされている毛細血管は、お肌に大切な栄養を運び代わりに老廃物を回収するという重要な役目があり、毛細血管が元気だと皮膚の新陳代謝がうまく働きます。
そして皮脂の分泌によるバリア機能が高まって、肌の色艶や水分保持機能などが維持されます。
つまり、毛細血管を元気にして血流をよくすることがアンチエイジングにとって一番大事なことなのです。
顔の毛細血管ケアでみられるお肌の効果
乾燥肌の改善
むくみ、たるみの改善と、小顔効果
シワ、シミの改善
顔色の改善
5つの毛細血管ケア方法
①適度な運動
ただしやりすぎも毛細血管にダメージを与えます。よく歩くなど、適度な量の運動を毎日心がけましょう。
②マッサージ
マッサージといってももみこむのではなく、皮膚表面をさする程度のやさいいマッサージが効果的です。マッサージクリームなどでやさしく肌表面をさすることで血液の流れを良くしてあげます。
③ストレスをためない
毛細血管は繊細でストレスでも血管は収縮し血流が悪くなります。楽しいことを見つけて1日1回笑うことも自律神経の安定にいいといわれています。
④良質な睡眠
時間よりも深く質の高い睡眠が大事です。寝る直前までスマホをいじったりしていると睡眠の質が悪くなるといわれています。
⑤Tie2活性を促す食べ物
シナモン、ルイボスティー、ハスの実茶などには血管内皮を強化する働きがあるといわれています。
さらに最近注目されているのはヒハツという植物。コショウの原形として古くからあるもので、正倉院に献上されたという記録が残っており、古くから利用されています。
調味料としても利用されますが最近では手軽にサプリメントで摂る方も多いようです。毛細血管ケアでアンチエイジング。手軽に続けることで今よりずっと若い肌を手に入れることができますよ。