
正月明けは「頑張らないリセット」がいちばん効く ~ 中性脂肪を溜めない1週間ルーティン ~
正月明けの中性脂肪対策は「頑張りすぎない」が正解
年末年始に食べすぎたり、動く量が減ったりすると、中性脂肪は一時的に高くなりやすくなります。
だからといって、正月明けから急にきつい運動を始める必要はありません。
むしろ大切なのは、体を元のリズムにゆっくり戻すことです。
元に戻すには最初の1週間がとても重要です。
ここで注意しなければならないのは、「戻す」作業を1週間かけて行うことで、決して無理をしてはいけません。
中性脂肪を燃やす「やさしい動き」の目安
中性脂肪は、息が少し弾む程度で会話ができるくらいの、やさしい動きを続けたときに使われやすい性質があります。
目安は20分以上、週に数日。
強い運動よりも、無理のない動きを少し長めに続けるほうが、正月明けの体には合っています。
たとえば、早歩きほどではないウォーキングや、家の中で体を動かすことでも十分です。
背筋を伸ばして歩いたり、食後に10分ほど体を動かしたりするだけでも、中性脂肪の上昇を抑えやすくなります。

「燃やす」より「リセット」を意識する1週間
正月明けは「燃やそう」と頑張るより、「リセットする」ことを意識する時期。
この考え方が、その後の1年の体調管理につながっていきます。
「食べすぎたな」「お酒が多かったかも」そう感じる方は多いのではないでしょうか。
体重はそれほど変わっていなくても、中性脂肪は短期間の暴飲暴食の影響を受けやすい指標です。
体を元のリズムに“戻す”1週間。それだけで、中性脂肪は十分リセットを始めてくれます。
正月明けリセットの基本ルール
この1週間で意識することは、たった3つです。
- 強い運動はしない
- 食事を極端に減らさない
- 毎日「少し動く」を続ける
中性脂肪は、頑張りすぎる人ほど下がりにくく、生活を整えた人ほど下がりやすいという特徴があります。
【実践】1週間のリセット・ロードマップ
【1日目〜3日目】体を“起こす”期間
起床後、コップ1杯の水を飲みます。その後、5〜10分だけ体を動かします。
「家の中を歩く」「足踏み」「ゆっくりした体操」など、息が上がらず、「少し体が温まった」と感じる程度で十分です。
食事については、**「朝食は抜かない」「揚げ物・甘い飲み物は控えめに」「量を減らすより、間食をしない」**を心がけましょう。
夕食後30分以内に、10分ほど家の中を動くことで、中性脂肪の上昇を抑えやすくなります。

【4日目〜5日目】燃えやすい流れを作る
体が少し軽く感じ始める頃です。朝の動きを10〜15分に伸ばしてみましょう。
日中は**「座りっぱなしを避ける」「こまめに立つ、動く」**ことが重要です。
まとめて運動する必要はありません。動く回数を増やすことが中性脂肪対策になります。
【6日目〜7日目】通常モードへ戻す
この頃になると、体内のリズムはほぼ日常に戻り始めています。
朝の軽い運動を習慣化し、夜は無理をしないリズムを定着させます。
この1週間で作ったリズムを、そのまま続ける意識が、中性脂肪の安定につながります。
逆効果!正月明けにやりがちなNG行動
良かれと思ってやってしまいがちな以下の行動は、中性脂肪が下がりにくい傾向があります。
- 急に走る、筋トレを頑張る
- 食事を極端に減らす
- 夜に無理な運動をする
これらは一時的に体重が落ちても、体に負担がかかり持続しません。
まとめ:体にやさしい対策が1年を左右する
正月明けの体は、「増えた」のではなく**「乱れた」状態です。
だから必要なのは、リセットではなく、リズムの修正。
「朝に軽く動く」「夜に溜めない」「無理をしない」**この1週間が、その後の1年を左右します。
正月明けこそ、体にやさしい中性脂肪対策を始めてみませんか。
【1】厚生労働省 e-ヘルスネット「脂質異常症(高トリグリセライド血症)」「身体活動と生活習慣病予防」
【2】厚生労働省 健康づくりのための身体活動・運動ガイド(アクティブガイド)─ 日常生活における軽度〜中等度の身体活動の重要性について
【3】日本動脈硬化学会 動脈硬化性疾患予防ガイドライン ─ 中性脂肪(トリグリセライド)と生活習慣の関係
【4】日本老年医学会 高齢期における運動・生活習慣管理に関する提言 ─ 高齢者における無理のない身体活動の考え方
【5】世界保健機関(WHO) Guidelines on physical activity and sedentary behaviour ─ 高齢者における継続可能な身体活動の推奨

















