肌の老化に8割も影響!?夏本番の前に紫外線対策を考えよう
晴れた日は日差しが強く、紫外線を気にする方も多いですが、曇りの日なども紫外線対策は必要です。
紫外線がもたらす肌ダメージとその対策について、乾先生にお伺いしました。
紫外線対策は1年中必要!?
白鳥スタッフ
ここのところ、日に日に紫外線が強くなると感じます。そろそろきちんと対策をした方が良いでしょうか?
夏になって意識し始める方は多いですが、実は紫外線対策は年中必要です。
Dr.乾
例えば冬にスキーをする人は、紫外線+雪の反射で紫外線のダブルパンチとなり、肌への負担がかなりあるのです。
もちろん肌だけでなく、目も紫外線を浴びるため、白内障のリスクもあります。
もちろん肌だけでなく、目も紫外線を浴びるため、白内障のリスクもあります。
Dr.乾
白鳥スタッフ
紫外線ケアは年中意識することが大切なんですね。
私達に影響を及ぼす紫外線としてUVA・UVBがあります。
UVAは主に真皮に悪影響を及ぼし、コラーゲンの破壊などによって、将来的な「たるみ」に繋がります。一方、UVBは主に表皮に悪影響を及ぼし、メラニン色素が生成されて、将来的な「しみ」に繋がります。
UVAは主に真皮に悪影響を及ぼし、コラーゲンの破壊などによって、将来的な「たるみ」に繋がります。一方、UVBは主に表皮に悪影響を及ぼし、メラニン色素が生成されて、将来的な「しみ」に繋がります。
Dr.乾
対策として日焼け止めを塗る方は多いと思いますが、パッケージに「SPF50」や「PA++++」といった表示があるのをご存じですか?
Dr.乾
「PA」はUVA、つまり紫外線A波を防ぐ効果の程度を示し、+の数で4段階に分かれます。UVBは肌が赤くなる日やけ(サンバーン)の原因になる紫外線B波を防ぐ指標として使われます。UVA・UVBそれぞれに対応するPA・SPFを賢く選ぶ必要があります。
Dr.乾
白鳥スタッフ
日焼け止めによって、数値が様々ですよね。PA・SPFの数値が大きいものを選べば良いでしょうか?
むやみに数値が大きいものを選ぶと、日焼け止めを落とす時に肌に摩擦が起きて、逆に負担がかかる場合もあります。日焼け止めはシーンなどによって、自分に合うものを選ぶことが大切です。
Dr.乾
それよりも重要なのは「こまめに塗り直す」ことです。外出前に日焼け止めを塗っても、生活していると絶対に途中で日焼け止めが落ちてしまうので、2~3時間ごとくらいを目安に塗り直すようにするとよいですね。
Dr.乾
白鳥スタッフ
数値よりもこまめなケアが大切なのですね。肌へのダメージが減るよう、こつこつ続けたいと思います。
そうですね。「肌の老化の8割は紫外線の影響」です!
こつこつ長期的に実践しましょう。
こつこつ長期的に実践しましょう。
Dr.乾
医療法人社団 創雅会 理事長
銀座アイグラッドクリニック院長 乾 雅人 先生
銀座アイグラッドクリニック公式HP → https://ginza-iglad.com/
Dr.乾 / 〜医の常識を揺さぶる人〜 → https://youtube.com/@inuimasato