2下旬から春先にかけて、花粉症の人にとってはとても辛い時期になりますが、クリルオイルに含まれるオメガ3脂肪酸には、炎症を促す生理活性物質の産生を抑える働きがあります。
カナダの研究者が次のような臨床試験を行いました。
関節リウマチまたは変形性関節炎の患者さん90人を２つのグループに分け、一方にはクリルオイルを1日300mg、もう一方には偽薬のオイルを摂取してもらいました。
結果、クリルオイルを摂取した人たちは、炎症の指数となるＣＲＰ（Ｃ反応性たんぱく質）の検査値が、一週目から有意に低下し、二週目、一か月後ではさらに顕著な低下が見られました。
クリルオイル摂取によるCRP値
生理活性物質は、関節炎や花粉症、アトピー性皮膚炎などのさまざまなアレルギー疾患の原因ともなるので、これらの予防と寛解にも、クリルオイルが効果を発揮すると考えられています。
マスクだけではどうにもならない辛い花粉症対策に、クリルオイルの摂取を検討してみてはいかがでしょうか。
【参考】オキアミ由来の新型オメガ３クリルオイル～肝機能、生殖機能、脳の老化防止に～
