夏の終わりに要注意!隠れビタミンD不足と腸の関係

夏といえば、強い日差し。
紫外線を浴びていれば、ビタミンDは十分足りているはず」と思っていませんか?

実は、真夏でもビタミンDが不足している人は少なくありません。

その理由は…

・日焼け対策でUVケアをしっかりしている(日焼け止めや日傘)
・暑さから、外に出る時間が少ない

さらにこれから秋が近づくにつれて、日照時間も減少します。
そのため、知らないうちに体の中のビタミンDが不足しているなんてこともあります。

ビタミンDは「腸」と深い関係がある?

最近よく聞く「リーキーガット」を知っていますか?

これは、腸壁バリア機能が低下することで、本来体内に透過することがない老廃物や微生物成分などが血流に漏れ出てしまう状態のことです。
その結果…

  • アレルギー症状
  • 肌荒れ
  • 慢性的な疲労感
  • 下痢・便秘
  • なんとなく不調

など、全身に不調が現れることがあります。

この腸のバリア機能を支えてくれるのが、ビタミンDです
ビタミンDには、腸の炎症を抑えたり、腸の壁を守るはたらきがあるといわれています。

腸は第二の脳」とも呼ばれるように、
体と心の健康は腸から始まるともいえます。

だからこそ、ビタミンDをしっかりとりながら腸内環境を整えることが、
夏の疲れや秋バテ対策にもつながるんです。

今日からできる!ビタミンD&腸活習慣

① ビタミンDが豊富な食材をとる

 鮭、サバ・イワシなどの青魚、卵、干ししいたけなど
 ビタミンDは脂溶性なので、脂質を含む動物性食品から摂取したほうが吸収されやすいです。

朝の15分、やさしい日光浴を浴びる

 日焼け止めを塗らずに手のひらだけ太陽に向けるだけでもOKです。
 早朝のやわらかい日差しがおすすめです。

③ 腸を整えるには「発酵食品+食物繊維」

 ヨーグルト、味噌、ぬか漬け、キムチ、ごぼう、寒天、もち麦など

夏の疲れが出やすいこの時期、
なんとなく不調…」の原因は、腸とビタミンD不足かもしれません。

これから迎える秋冬の体調管理にもつながるので、
今のうちから、「腸活+ビタミンD習慣」を意識してみるのはいかがでしょうか?

内側から整えて、軽やかに季節の変わり目を乗り越えましょう!

出典:健康長寿ネット “ビタミンDの働きと1日の摂取量”.公益財団法人長寿科学振興財団.https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-d.html, (参照2025-08-26)

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